投稿日 2021.1.9
更新日 2021.12.31
こんにちは、Rinです。
そもそもFXの退場率90%と言われるのに、どうしてFXを選んだんだっけ。
20代で株ではなく外貨預金を選び、その後FXを外貨預金のように保有した理由を振り返りました。
前回のお話はこちら…
1 学生時代「給与所得の不安」
2 就職活動「氷河期とイラク戦争」
3 社会人時代「自分の身は自分で守る」
今回のお話… 私がFXを始めた20代【中編:実行する】
4 投資方法「知る」
このままじゃダメなのはわかったんですが、何をしたらいいのかわからない。
お金も知識もありませんでした。先輩の中には、保険会社勤務を経験した方もおられ、色々と教えてくれました。「保険の中には、貯蓄型保険もあるけど、やっぱ今は中国じゃない?」
当時の中国は1990年頃から約10%の経済成長率を続けていました。
「これから、2008年北京オリンピックも控えてるし、インフラ関連が安全でいいよね!」と話していました。
とりあえず「中国の知識吸収!」と思い、本屋へ走っていました。
専門用語でつまずき、全く理解できず、がっかりして帰ってきました。
わかったこと:今、私は株ができない!
当時、断念した理由
・株を始めるなら、まとまった資金がいる。
・ミニ株だと少額の資金で始めれるが、利益も少ない。
・中国株の取扱会社が少ない上に、ミニ株取扱はさらに少ない。
・手数料はミニじゃない!
せっかく利益出ても、手数料に消えるんじゃない?と思い断念しました。
5 外貨預金開始「攻める」
その他の方法を考え、再び本屋へ走り出していました。
株式、国債、社債、投資信託、不動産投資…。
自分の経済知識のなさとお金のなさを痛感し、本屋のビジネスコーナーで呆然としていました。
あー、私…場違い。
帰ろうとした時、外貨預金の言葉を見つけ、その本を手に取りました。
定期預金の外貨版、違いは外貨になること。
これなら理解できる!
アパートに戻り、「あ!ネット銀行!」と思い出しました。
当時、私はSo-net(ソニーグループのプロバイダ)を契約していたので、ソニー銀行株式会社(2001年設立)から銀行設立の案内が届きびっくりしました。
これからは銀行もネットの時代かぁ…と時代の変化を感じていました。
それから数年たっていました。
ん?ネット銀行は、店舗を構えてないし、人件費・家賃等の経費が節約されているので手数料等安いんじゃないの?と考え調べました。
念の為、近くの銀行のチラシを見たり、その他の銀行を調べました。
・元本はいくら必要か。
・金利はいくらぐらいなのか。
・手数料はいくらかかるのか。
・満期後は円になるのか、豪ドルのまま保有するのか。
・オーストラリア経済の今後の見通しはどうなのか。
・オーストラリアの歴史、経済、政治、地理的リスク等は?
どんどんイメージがついてきました。
旅行が大好きなので、オーストラリアを知ることは苦痛ではなく、楽しかったんです。
いつか行ってみたいなと思い始めました。
メリット・デメリットを含め前向きに考え始めました。
あ!忘れていた積立定期が満期になっていた!
これで申込できそう!!
銀行はやっぱソニー銀行!
金利も高く、手数料も安い!よし!ソニーグループだし!
結果 ソニー銀行の豪ドル定期預金にしました。
6 結果「時代の波に乗る」
当時の私は、ネット銀行初めて、外貨も初めて。
全てが不慣れで…私のお金いきなり消えないよね?笑
無駄に心配していました。
私の初めての外貨預金。
心臓バクバクでした。
ごく普通のOLが、日本にいながら外貨を保有している…。
頼むよ~!オーストラリア!豪ドル!
そのまま、私ができることは特にないので、仕事に没頭していました。
当時のオーストラリアは2000年11月には55円台前半に値を付けましたが、2007年11月には107円台にまで上昇しました。この間、政策金利が6.75%にまで引き上げられ、高金利を保持できました。
為替差益と高金利の利息、二つの利益を手に入れることができました。
時代の波に乗るってこのこと!!
なるほどー!
身をもって体験しました。
待っていてもいい情報はやってきません。
自分で情報を収集して、自分に合う方法を探し実行する。
これからもっと知識をつけなくては!
自分が未熟なことは十分わかっていました。ベテラン投資家にすれば、まだまだひよっこ。
スタートラインにも立てていません。
私は本屋のビジネスコーナーに通い始めました。
次のお話
7 FXを知る「脱税と逮捕」
8 確定申告「税金を知る」
9 外貨預金をFXに変える「自分の欲と焦り」
10 FXと長くつきあう
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