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コロナワクチンの副反応を経験した私が、接種前に知りたかった情報を6分でお伝えします


投稿日 2021.8.26

更新日 2021.12.9



こんにちは、Rinりんです。

初めてのコロナのワクチン接種は不安…。副反応はどうなんだろう。若い人に出やすいとは聞くけど…発熱、倦怠感。確率はどれくらいなんだろう?色々と心配になりますよね。


私がワクチン接種を2回して副反応を体験し、接種する前に知りたかったこと、実際に不安に思ったことを調べました。この記事では、ワクチン接種後の副反応、副反応に備えて準備したほうがいいものを調べて書いています。事前に情報を知ることで、慌てて準備することがなく、冷静に対応できるようになります。



1:副反応の具体的データ

どんな症状が、どれだけの確率ででるのか、年代別だとどれだけ違うのか。

1回目、2回目の場合はどれだけ違うのか?さくっとしか調べていませんでした。

その結果、若い人が副反応でやすいし私はアラフォーだから大丈夫!と油断してしまいました。



〇若い人が副反応出やすい理由

愛知県がんセンター病院の伊東先生
「若い人ほど免疫力が強いため、異物であるワクチンにも強く反応して、副反応が強く出ると考えられる」




〇副反応の症状と発現割合





1-1:【ファイザー社製】

データを見ると、一番副反応がでやすいのは、20代の女性でした。

20代の女性の方はワクチン2回目接種後、50%以上の方が37.5℃以上の発熱、約80%以上の方が全身倦怠感。発熱2人に1人って高確率です。解熱鎮痛剤を用意することや、仕事を休むことも考えないといけません。



図1 ファイザー社製ワクチン接種後の発熱


図2 ファイザー社製ワクチン接種後の全身倦怠感







1-2:【モデルナ社製】

下記HPによると、2回目接種後、悪寒や発熱がファイザー社の2倍です。

ファイザー社のデータや、若い人が副反応が出やすい理由を考えると、20代・30代の方は副反応に備える必要があります。



モデルナ社製のワクチンの方が頻度がやや高い傾向にあります。


1回目接種

・接種部位の疼痛がモデルナで約71%、ファイザーで約64%

・倦怠感、頭痛、筋肉痛が両ワクチンとも約20%

・悪寒や発熱がモデルナで約10%、ファイザーで約7%


2回目接種

・接種部位の疼痛はモデルナで約78%、ファイザーで約67%

・倦怠感、頭痛、筋肉痛がモデルナで約50%、ファイザーで約40%

悪寒や発熱がモデルナで約40%、ファイザーで約20%


65歳以上と65歳未満を比べると、65歳以上の方がいずれの副反応の発生頻度も低かったと報告しています。





 

モデルナ社製ワクチン 安全性について(臨床試験の概要)


▷18歳以上

<海外における臨床試験>

各回接種後7日目までの安全性を評価しました。主な有害事象の発現割合は下記の通りでした。

なお、有害事象とは、接種後に生じる好ましくない症状のことであり、接種との因果関係があるか分からない、もしくは直ちに判断できない事例のことです。


国内における臨床試験>

 各回接種後7日目までの安全性を評価しました。主な有害事象の発現割合は下記の通りでした。




国内における臨床試験のN=150と対象人数が少ないため、海外の結果も引用しました。



2:私が体験した副反応

【ファイザー社製】 〇ワクチン接種1回目 特になし  2回目接種後の副反応に備えて、予定入れない、ご飯の作り置き考える。 なぜかカレーライスを作ってしまう痛恨のミス…。 〇ワクチン接種2回目 当日 接種後副反応なし。 翌日  朝7時 体温37.0℃ 軽い倦怠感だけ (私アラフォーだし、副反応ないのかなと油断) 10時 体温37.4℃ 頭痛、悪寒、倦怠感ひどくなる。  (どんどん上がる?少し焦る) 18時 体温38.0℃ (38.0℃より上がらないし解熱剤飲まなくていいよね…) 翌々日 1日中 体温37.5℃ 頭痛 倦怠感



3:準備したほうがいいもの

①2回目接種の翌日、翌々日は副反応を考えなるべく予定を入れない。

②可能な限り上司や職場の方に、2回目接種日を話しておく。

・休むことも考えて報告・相談する。

③2回目接種までに準備するもの。

・副反応の発熱等を考え水分補給できる飲み物、消化にいい軽食、解熱鎮痛剤。

(パン、スポーツドリンクなど)

当日、早めに帰宅してシャワー

(熱が出る前・腕が上がらなくなる前に)




3-1:解熱鎮痛剤って市販のものでもいいの?

厚生労働省の下記HPより、使用できる市販の解熱鎮痛薬の種類には、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあります。

※製品毎に対象年齢などが異なります。






目次 

1:解熱鎮痛剤が必要な人はどれくらい?

2:解熱鎮痛剤って市販のものでもいいの?

3:アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンどれがいいの?

3-1:①アセトアミノフェン(安全優先)

3-2:③ロキソプロフェン

(副作用が生じる恐れ高いけど、効き目を比較的速く実感したい)

3-3:②イブプロフェン

(①アセトアミノフェンより効果が高く、③ロキソプロフェンより副作用が少ない。)

4:コロナワクチン接種で解熱鎮痛剤が品薄?



新型コロナウイルスのワクチン接種の進展に伴い、市販の解熱鎮痛剤の販売が急増している。発熱や頭痛の副反応に備えるためで、8月前半の全国売上高は前年同期に比べ6割増加した。



心配な方は早めに解熱鎮痛剤を買われた方がいいと思います。




4:免疫ができるのは7日後?14日後?

2回目接種が終わり、副反応が終わって…いつ免疫ができるんだろう。


厚生労働省のHPによると、

本ワクチンの接種で十分な免疫が確認されるのは、2回目の接種を受けてから

ファイザー社の場合、7日程度経って以降とされています。
武田/モデルナ社の場合、14日以降です。

また、感染を完全に予防できる訳ではありません。ワクチン接種にかかわらず、適切な感染防止策を行う必要があります。



自分のワクチン接種を機に、正しい情報と発信者の確認をしながらまとめました。きちんと理解して、予測して準備すると不安が減り、冷静に対応できます。

「発熱した!どーしよ!」と焦らず、準備した解熱鎮痛剤いつ飲むのがいいかな、今日はワクチン接種2回目の翌日だから明日には少し落ち着くかな…と冷静に判断できます。

これからワクチン接種される方にとって、調べる手間が少しでも減らせて、役に立つ情報になればいいなと思いました。


ワクチンは発症や重症化を予防する効果が期待されますが、感染を100%防ぐものではないと言われます。接種後も予防し、感染しないよう心掛けたいと強く思いました。



〇ワクチン接種を迷っておられる方、下記ページが参考になります。






目次

1:解熱鎮痛剤が必要な人はどれくらい?

2:解熱鎮痛剤って市販のものでもいいの?

3:アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンどれがいいの?

3-1:①アセトアミノフェン (安全優先)

3-2:③ロキソプロフェン

(副作用が生じる恐れ高いけど、効き目を比較的速く実感したい)

3-3:②イブプロフェン

(①アセトアミノフェンより効果が高く、③ロキソプロフェンより副作用が少ない。)

4:コロナワクチン接種で解熱鎮痛剤が品薄?





目次

1:市販の解熱鎮痛薬はどれがいいの?

・15歳未満の服用 ・副反応の症状と発現割合

・追加(3回目)接種はどんな副反応?

2:服用できる年齢別の市販薬

2-1:5歳以上

・アセトアミノフェンK錠

・小児用バファリンCII

2-2:7歳以上

・バファリン ルナJ

2-3:15歳以上

・タイレノールA

・ラックル すぐに溶け出す速溶錠

3:在庫が心配な方は早めの購入がおすすめ





 

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