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コロナワクチンの副反応に、5歳から大人まで飲めるアセトアミノフェンの市販薬はどれ?

投稿日  2021.9.3

更新日 2021.12.9


薬局で市販薬を選ぶ

こんにちは、Rinりんです。

私がコロナワクチンを2回目接種した後、副反応の発熱と倦怠感を体験しました。市販薬を準備しなかったことを後悔し、コロナ・副反応や市販薬について、厚生労働省や製薬会社のHPを調べまくりました。


・ワクチン接種は12歳以上可能。(2021.12.9時点)

・ワクチン接種3回目は12月開始(2回目の接種からの間隔を原則8か月以上)

・5~11歳の接種は早ければ来年2月頃から始める可能性あり。


この先長期的に考えて、ワクチンの改良やワクチン接種の低年齢化を考え5歳から大人まで飲めるアセトアミノフェンの市販薬を調べました。

(15歳未満はイブプロフェン、ロキソプロフェンを服用できません。)

 

目次 1:市販の解熱鎮痛薬はどれがいいの? ・15歳未満の服用 ・副反応の症状と発現割合


2:服用できる年齢別の市販薬 2-1:5歳以上 ・アセトアミノフェンK錠 ・小児用バファリンCII 2-2:7歳以上 ・バファリン ルナJ 2-3:15歳以上 ・タイレノールA ・ラックル すぐに溶け出す速溶錠

 

1:市販の解熱鎮痛薬はどれがいいの?

「使用できる市販の解熱鎮痛薬の種類には、アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあります。※製品毎に対象年齢などが異なります。」と、掲載されています。


掲載されている3種類を調べました。


 

・15歳未満の服用


アセトアミノフェン=〇服用できる  

胃腸や腎臓への障害が起こりづらく、過敏症で喘息やじんましんを起こしてしまう人、15歳以下の子どもや妊婦も使用できるのが特徴です。


大正製薬 商品情報サイト 「私の痛みに効く薬は? 自分に合ったものを見つけよう!」 より一部抜粋



②イブプロフェン=×服用できない

15歳未満の子どもがのむと重い副作用が出る場合があるので、子ども用の市販薬にはこれらの成分が含まれていません。



③ロキソプロフェン=×服用できない 

15歳未満における安全性は確立していません。


つまり、①アセトアミノフェンじゃないと15歳未満は服用できないのがわかりました。


 

・副反応の症状と発現割合


厚生労働省 新型コロナワクチンについて「これまでに認められている副反応にはどのようなものがありますか。」より一部抜粋




・追加(3回目)接種はどんな副反応?


ファイザー社のワクチンの場合、2回目の接種後と比較して有害事象の発現傾向は概ね同様であると確認されています。リンパ節の腫れについては、初回(1回目・2回目)接種時と比較して、発現割合が高い傾向にありますが、ほとんどの場合が軽度であり、発現後短期間で治まっています。



 
アセトアミノフェンは、

脳の体温中枢や中枢神経に作用して熱を下げたり、痛みを緩和したりする成分で、主に解熱鎮痛薬や総合感冒薬(かぜ薬)に配合されています。


胃腸障害やぜんそく発作などの副作用が少なく、作用が穏やかで比較的安全性が高いのが特徴で、高齢者や小児にも使用されます。また、妊娠中や授乳中に解熱鎮痛薬が必要な場合にも、アセトアミノフェン単一成分(単剤)のものが用いられることもあります。



 

※カロナールの製造販売元、あゆみ製薬株式会社の「カロナール錠 商品説明(PDF)」

で確認すると、カロナールの有効成分はアセトアミノフェンのみ。




まとめ

・コロナワクチンの副反応の症状は痛みや発熱が多い。

・3回目接種の副反応は、ファイザー社のワクチンの場合、2回目の接種後と比較して有害事象の発現傾向は概ね同様。

・15歳未満はアセトアミノフェンを服用できる。

・アセトアミノフェンは熱を下げたり、痛みを緩和したりする成分。



2:年齢別の市販薬

コロナワクチン接種の副反応に服用できる市販薬は、15歳未満の子どもの場合アセトアミノフェンになります。 


私は心配性だし、普段から薬を飲んでいないし、子供も安心して飲めるのもがいい。

そう考え、


成分がアセトアミノフェンのみの市販薬を調べました。



2-1:5歳から服用できる

・アセトアミノフェンK錠 36錠



●効能・効果

○頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・

腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛

○悪寒・発熱時の解熱



●用法・用量

次の量を、水又はぬるま湯で服用してください。

服用間隔は4時間以上おいてください。

なるべく空腹時をさけて服用してください。


年齢・・1回量・・服用回数

成人(15才以上)・・3錠・・1日3回を限度

11才~14才・・2錠・・1日3回を限度

5才~10才・・1錠・・1日3回を限度


●成分・分量

9錠中 アセトアミノフェン・・900mg




【個人的感想】

・成分がアセトアミノフェンのみで安心。 ・5歳から成人(15歳以上)まで服用できる! ・ワクチン3回目接種の副反応用にも服用できる。 ・余っても常備薬としてあっても良さそう!

・あれ?これ1つ買っておけば解決?



・小児用バファリンCII 48錠


●効能・効果

(1)悪寒・発熱時の解熱

(2)歯痛・抜歯後の疼痛・頭痛・打撲痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・

筋肉痛・肩こり痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛


●用法・用量

なるべく空腹時をさけて服用し、服用間隔は4時間以上おいてください。

次の量を水又はぬるま湯にて服用してください。

年齢・・1回量・・1日服用回数

11才以上15才未満・・6錠・・3回を限度

7才以上11才未満・・4錠・・3回を限度

3才以上7才未満・・3錠・・3回を限度


●成分・分量

1錠中 アセトアミノフェン・・33mg



【個人的感想】

成分がアセトアミノフェンのみで安心ですなんです。ただ、飲む量が多い。

5歳だと、1回3錠×3回 1日に9錠になります。

11歳だと、1回6錠×3回 1日に18錠になります。

「えー、そんなに飲むの?いや!」と子供に言われそうです。


 

2-2:7歳以上

・バファリン ルナJ



●効能・効果

(1)月経痛(生理痛)・頭痛・腰痛・肩こり痛・筋肉痛・関節痛・打撲痛・骨折痛

・ねんざ痛・歯痛・抜歯後の疼痛・神経痛・耳痛・外傷痛・咽喉痛の鎮痛

(2)悪寒・発熱時の解熱


●用法・用量

なるべく空腹時をさけ、かみくだくか、口の中で溶かして服用してください。

また、服用間隔は4時間以上おいてください。


〔 年齢 〕 15才以上 〔1回量〕 3錠

〔 服用回数 〕 1日3回を限度とする


〔 年齢 〕 11才以上15才未満 〔1回量〕 2錠

〔 服用回数 〕 1日3回を限度とする


〔 年齢 〕 7才以上11才未満 〔1回量〕 1錠

〔 服用回数 〕 1日3回を限度とする



●成分・分量

1錠中  アセトアミノフェン  100mg


※​バファリンは、ルナJの他にルナIもあります。ルナIはイブプロフェンも入っているので、15歳以上から飲めます。パッと見て似ているので、購入するときは注意が必要です。


2-3:15歳以上

タイレノールA


●効能・効果

1)頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛

・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・外傷痛の鎮痛

2)悪寒・発熱時の解熱


●用法・用量

次の量を服用してください。

ただし、かぜによる悪寒・発熱時には、なるべく空腹時をさけて服用してください。

〔 年 齢 〕 成人(15歳以上)

〔1 回 量 〕 1錠

〔1日服用回数〕 3回まで。

服用間隔は4時間以上おいてください。


●成分・分量

1錠中

〔成 分〕 アセトアミノフェン 〔分 量〕 300mg


詳しくは下記HPをご覧ください。


【個人的感想】

調べていると、Amazonで「この商品は頻繁に在庫切れになっています。」と表示されました。心配な方は早めの購入をお勧めします。



・ラックル すぐに溶け出す速溶錠


●効能・効果

・腰痛・神経痛・関節痛・肩こり痛・筋肉痛・頭痛・ねんざ痛・外傷痛・打撲痛・

骨折痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・月経痛(生理痛)の鎮痛

悪寒・発熱時の解熱


●用法・用量

成人(15歳以上)、1回1錠、1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて、か

みくだくか、軽く口中で溶かした後、水と一緒に服用して下さい。服用間隔は4時間

以上おいて下さい。15歳未満は服用しないで下さい。


●成分・分量

1錠中 アセトアミノフェン300mg


【個人的感想】

腰痛、神経痛に早く効くと表示されていますが、成分はアセトアミノフェンだけです。

知り合いの方が「タイレノールA」がなかったので「ラックル」を買っていました。

そんな購入の仕方もありだと思います。成分も分量も同じ、アセトアミノフェン 300mgです。



 

3:在庫が心配な方は早めの購入がおすすめ


2021年夏、解熱鎮痛剤が品薄状態になっていました。

薬局やドラックストアでは、コロナの副反応に備えるため、市販薬の販売が急増していました。Amazonや楽天・yahoo!ショッピングで調べると、納期に5日から10日と表示される場合がありました。

いやいや、それじゃ間に合わない!そんな人もいたと思います。

新型コロナウイルスのワクチン接種の進展に伴い、市販の解熱鎮痛剤の販売が急増している。発熱や頭痛の副反応に備えるためで、8月前半の全国売上高は前年同期に比べ6割増加した。



・今後の予定

2021年12月=ワクチン3回目接種開始。

2022年2月頃=5歳から11歳まで接種開始の可能性。

ワクチンの副反応用に買っても使わなければ、解熱鎮痛剤として家に持っていると安心します。


【市販の解熱鎮痛剤を用意していなかった私】

・副反応に当日焦る

え、私、副反応出るの?若い人だけじゃないの?副反応を心配していなかったので市販薬の準備をしていませんでした。

・ドラックストアの営業時間って何時まで?

うわ、もう閉店の時間かも。

・お店に在庫ある?

アセトアミノフェンが主成分の市販薬がいいな。普段、頭痛薬飲まないし、今回だけだし。

集団接種後、私みたいに副反応出る人多いだろうし、在庫あるかな。


・もう身体が重くて動きたくない!!

副反応で、頭痛はするし熱はあるし動きたくない。ふらふらする。こんな状況でドラックストアに行って、在庫あるかわからないのに閉店ギリギリに駆け込むなんて…。そこまでしても在庫なかったら凹むわー。在庫あるか電話してから行こうかな。

そうこうしてる間にお店向かったほうが早いかも…。あー着替え…。

そこに副反応を経験済みの父が現れ、市販薬をくれました。


こんなドタバタな経験をしたので、約900円1つ購入して安心したかったです。

※発送について

・在庫があれば「通常2~3日以内に発送します。」と表示されます。

(Amazonプライム会員ではない)私の場合、無料配送を選ぶと約7日~10日後と表示されます。発送日もご確認ください。接種前に届いてほしいですよね。



36錠入りなので、

大人の場合は1回3錠×3回=9錠/日 4日分。

子供11歳から14歳の場合は1回2錠×3回=6錠/日

子供5歳から10歳の場合は1回1錠×3回=3錠/日 

家族で飲むことを考えた場合、36錠入り×2の方が安心です。


少しでも不安が減り、安心した時間を過ごしていただけたらと思います。

また、症状が出て早めに服用すると身体の負担も減りますしね。


コロナに対する知識不足、副反応で市販薬の準備不足で後悔したことをきっかけに、コロナを調べ、副反応を調べ、市販薬を調べました。

この記事が少しでも参考になれば、嬉しく思います。



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